過去の 対面 講演会

 これまでに開催した「対面 講演会」の様子と、いただいたご感想は、
 下記のとおりです。

 参加をご検討されている みなさま、
 どうぞ ご参考になさってください。

第1回 対面 講演会(数学編)

 2022年6月5日(日)、
 数学家 ケイくん を 弁士 にお迎えして、
 1回目となる 対面 講演会(数学編)を、
  ≪ 津留さんの世界 と 数学の世界 ≫
 を題名に、講演していただきました。

 今回は2名の方々がご参加くださいました。

 おひとりは、
 私どもの イベントへのご参加が 初めての、
 数学好きの方で、

 ケイくん とも趣向が合い、
 会話がとても弾んで、
 とても楽しんでいただけたご様子でした。

 もう一名は、
 私どもの イベントへは 常連さんですが、

 数学は特に詳しくないけれど、
 お子さんのお一人が
  「自分の無限遠点が見えたら、自分の頭が見える」
 ことをご理解なさっている 小学生さん ^^ で、

 数学の話そのものを、
 とても楽しんでいただけたご様子でした。

 会では、
 講演題名のとおりに、
 「数学と津留さん」にも触れていただきましたが、

 数学のご紹介、それについての座談が、
 とても面白く、とても盛り上がりました。

 「数学」をより身近なものと、感じることができ、
 とても楽しい会となりました。

 ケイくん、みなさん、ありがとうございました。
 また開催しましょう!

いただいたご感想

  ケイさん
  先日は大変興味深い講義をありがとうございました。

  小3になる息子が、
  ゼロの概念に興味を持っていたり、
  自分から一番遠いところは頭の後ろだと話してくれていて

  大人顔負けで
  とにかく感性豊かな子供だからこそ
  答えられるものがあるのだということを
  最近感じていたところでした。

  そのことと数学との関連性で
  お話を聞けて大変有意義な時間を過ごすことができました。
  ありがとうございました。

  以下とても印象深ったところです。
  (曖昧に理解してしまっていたらすみません。。)

  ○不完全性定理
  数学があるゆる事象を完璧に証明できるものがない
  というゲーデルの発見は興味深かったです。
  普段から数値化されたものを手がかりに事実を見ていったり、
  数字で表されるものが全てだと期待してしまいますが
  私たちが解明しようとも解明できない深い真理の存在を
  忘れてはならないという気づきをもらったように感じました。

  ○メビウスの帯
  テープにねじりを入れると、
  裏と表が同時に存在する形に変わる。
  それは始まりでもあり、
  終わりでもあることなんだと思いました。

  また、ねじり(ねじれ)というものが
  この宇宙の次元と何かしら関係しているのではないか
  と思いました。

  ○パラドックスと排中律
  数学の前提としているものは前提条件付きの一部であり、
  「良いも悪いもない」という津留さんの言葉や、
  メビウスの帯のように表と裏が同時に存在するような
  排中律に反することがパラドックスであるということ。

  ○無限遠点
  リーマン球体の無限遠点では、
  自分に近づくと遠くなるということ。
  自分から一番遠い先が結局自分であると言うことであるので、
  津留さんがよく仰っていた「自分自身が無限遠点」という言葉と
  リンクすることができました。

  などなど、、

  これまで覚えてきた数学から、
  日常に応用してみる数学に触れたような感覚になりました。

  他にも
  ユークリッド幾何学や非リークリッド幾何学など
  初めて触れる言葉が出てきて、
  これから自分なりにも調べてみたいなと思いました。

  この度はとっても興味深く
  楽しい時間をありがとうございました。